地方自治


1 地方自治の概要

ビスカニアの地方自治体は州・県・市町村の3階層で構成される。
市・町・村の違いは後述。

市の中でも、人口20万以上かつ昼間人口が夜間人口より多い都市は「特別市」に指定される。これは日本の政令指定都市に近い大都市制度である。
現時点で特別市は軒並み県庁所在地である。


2 市・町・村の違い

市:人口3万以上
フランス語圏では大きなコミューン、スペイン語圏では大きなムニシピオとも。
首長が議員の中から指名した委員により構成される運営委員会を議会に設置することが義務づけられている。
市の代表駅には基本的に国鉄のインターシティ(急行列車)が停車する。

町:人口5千以上
フランス語圏では普通のコミューン、スペイン語圏では普通のムニシピオとも。
議会を置くことが義務づけられている。
国鉄の駅にはリージョナルトレイン(普通列車)しか停まらないことが多い。もっとも都市部を除き大抵の市町村には国鉄の駅は1つしかない。

村:人口5千未満
フランス語圏では小さなコミューン、スペイン語圏では小さなムニシピオとも。
議会の維持が困難であり、村総会で代替することが可能。
そもそも鉄道自体ないことが多く、インターシティの停車駅から出ている国鉄バスが村民の足である。バス停は大抵1村1つである。